尺取虫に遭遇
※虫の写真を載せています。虫が苦手な人は読むのをお勧めしません。
買い物から帰ってきて扉を開けようとしたとき、つまようじくらいの枝がくっついていることに気づきました。
何気なく観察していたら、プルプルと動き出し、くにゃっと曲がってしまいました。どうも虫のようです。
画像検索したところ、尺取虫とのこと。
尺取虫はシャクガの幼虫だそうで、6月～10月ごろにみられるそうです。天敵から身を守るため枝のふりをするのだとか。私が見つけたときも扉を開けた衝撃に驚いて、とっさに枝に扮していたのでしょうか。
この尺取虫、枝のふりをしている間は体をピンと伸ばしているのですが、別に糸を張っているわけではなく、自らの体幹（という表現が正しいかわかりませんが）のみで体を支えていました。人間でいうと、両手か両足で何かにつかまりながら体を地面と水平にしたままキープしている状態です。弱肉強食の世界では、これだけ過酷なことをしなければ生き残れないのでしょうか。小さいながらも鍛え上げられた肉体？に感激を受けました。
よくよく見てみると、壁にくっついている足が水中に生息していた恐竜みたいな形をしていて、とてもかわいいです。
実は、この尺取虫を見たのは2回目。何年か前にも一度見つけたことがあるのですが、私が知らないだけで近くにたくさんいるのかもしれません。一度じっくり家の庭を観察してみようと思います。
